クロアーゼはコニャック地方サン･メームにあります。同社は、創業が皇帝ナポレオンにまつわるエピソードを持っていることが誇りです。1805年、ナポレオンに認められたことによりクロアーゼ家はブランデー事業に乗り出すことを決心し、この1805年を創業の年としたのです。
クロアーゼ家は16世紀からコニャック地方に葡萄畑を所有しています。1805年に皇帝ナポレオンよりライセンスを受けてから200年以上の歴史を持つブランドです。シングル・ヴィンテージの生産を許された３大コニャックハウスのうちの１つです。長い歴史を通じて、ロシア皇帝から英国のチャーチル首相や米国のアイゼンハワー大統領にまで愛飲されてきました。1912年、タイタニック号の宿命的な処女航海の船上でも提供されました。157,000USDで販売されたCroizetが世界一高価なコニャックとしてギネス記録となっています。
クロアーゼは、コニャック地方の中でも最も由緒ある、グランドシャンパーニュ に位置しています。特別な品質を保証するため、銅製のポットスチルを使用した伝統的な方法で蒸留しています。
コニャックはブレンドされたものが一般的ですが、シングル・ヴィンテージのコニャックよりもオーセンティックで個性的なものはありません。特別な年のものだけをCroizetのセラーマスターがよりわけ、何樽かのグランド・シャンパーニュのコニャックがこの方法で熟成されます。Croizetはシングル・ヴィンテージのラベルを自社のボトルにつけることを許された数少ない伝統のあるコニャックハウスです。