REMY MARTIN レミーマルタン ルイ13世 お酒情報 ブランデーコニャック ルイ13世を生むレミー・マルタンの畑は、ほかとはちがうということを示す逸話が残っている。フランスでは1738年、全国的に大不作となった。穀物の供給が全国的に不足することをみた、時の国王ルイ15世はブドウ畑を穀物の畑へと転作させたにもかかわらず、レミー・マルタンのもつ畑だけは逆に拡大することを許した。 それは、レミー・マルタンの持つ畑から生まれるブドウがすばらしく、かつ、その酒の出来栄えのよさを認識していたからにほかならない。 樹齢100年を超えるフランス・リムーザン地方産のオークで作られた樽のなかで、50年から100年以上寝かされた原酒。それら1200を超える原酒をアッサンブラージュ(ブレンド)してルイ13世は誕生する。なんとも気の長い話である。目の前のデキャンタには一世紀前の原酒がふくまれているのだ。オーク樽の樹齢もあわせると、ルイ13世には二世紀もの時間が必要ということになる。それは、4代に渡るセラーマスターの時間と情熱を注ぎ込んだ見事なアートなのである。
ルイ13世を生むレミー・マルタンの畑は、ほかとはちがうということを示す逸話が残っている。フランスでは1738年、全国的に大不作となった。穀物の供給が全国的に不足することをみた、時の国王ルイ15世はブドウ畑を穀物の畑へと転作させたにもかかわらず、レミー・マルタンのもつ畑だけは逆に拡大することを許した。
それは、レミー・マルタンの持つ畑から生まれるブドウがすばらしく、かつ、その酒の出来栄えのよさを認識していたからにほかならない。
樹齢100年を超えるフランス・リムーザン地方産のオークで作られた樽のなかで、50年から100年以上寝かされた原酒。それら1200を超える原酒をアッサンブラージュ(ブレンド)してルイ13世は誕生する。なんとも気の長い話である。目の前のデキャンタには一世紀前の原酒がふくまれているのだ。オーク樽の樹齢もあわせると、ルイ13世には二世紀もの時間が必要ということになる。それは、4代に渡るセラーマスターの時間と情熱を注ぎ込んだ見事なアートなのである。